ABOUT
~音無てらすの日替わり店長企画~
「いつでも安心して笑っていられる」
「価値のあるつながりが生まれる」
そんな隠れ家的な舞台のような場をつくりたい。
これが、「OTOZRE(おとずれ)」という名前に込めた想いです。
OTOZUREは、佐賀・富士町にある音無てらすを舞台に、やりがいを形にするために日替わりの店長になる企画。音無てらすには、セラピスト、写真家、デザイナー、着物販売、バイク好き、ゲストハウスオーナー…などさまざまな職業に、さまざな生き方。
それぞれのスキルや、やりがいを思う存分「好き」を叫んでもらえるようなお店を、多種多様、形色を持つ店長たちが「店長らしさ」を発揮してくれる。
例えばそれは、大好きな音楽についてだったり。
例えばそれは、大好きな料理だったり。
例えばそれは、大好きな本の話だったり。
店長らしい輝きが生み出せる「OTOZURE」という場。
ワクワクするから、笑顔になる。
バラバラだけど、つながってる。
そんな場を、これからも大切に守り、育み、届けていきたい。
わたしたちだけではなく、みんなさんと一緒に。
MESSAGE
こんにちは、音無てらすオーナーの山本です。
DEREC2のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
そして、音無てらす・DEREC2と関わっていただき、ありがとうございます。
少し長くなってしまうかもしれませんが、こんな隅のページにまで目を配ってくださった方になら、もしかしたら受け止めていただけるかもと期待して。きっと冗長になるであろう文章を書いています。
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「”おもしろそうから始める”社会をつくる」
というビジョンを掲げながら、私は音無てらすを拠点に地域活性化の事業やプロジェクトを育ててきました。
様々な方々と共に歩んでいると、ある共通点が見えてきました。「子ども心」です。
私たちは、日常生活をしている中で、どこか満たされない部分が存在する。それが何なのか。探し求めるために趣味を増やし、人と会い、新しい物事に興味を持つ。こうして現れる”やってみたいと思う好奇心”。
大人になってから特に思います。子どもの頃ってあんなに自由だったのにと。しかし、私は大人になってからも自由でありたいと思います。
喜びたいときは喜ぶ。泣きたいときは泣く。笑いたいときは笑う。
シンプルだけど、大人になるとそれが難しい。置き忘れてしまった「子ども心」。
やりたい事をとことん形にし続けられるそんな場所。2022年4月に作った音無てらすという舞台でした。
コワーキングスペースとして、始まった事業ですが、飲食店の許可を取り、宿泊許可を取り、出来ることを増やし続けています。その中でも「今日から店長」という企画が生まれました。
店長となり、自分のお店を作り上げる。原価計算などの経費計算。コンセプトづくりなど。まさに自分でお店を始めるかのように実現し続けてきました。
オープンから1年間で、10企画以上の店長が生まれ、様々な繋がりが出来ました。
それぞれの店長は、お客さんを楽しませたいと懸命に営む姿。お店がオープンしている時間は、みんな子どものようでした。
私は、音無てらすという舞台で、店長たちがどんな舞台を作り上げてもらえるのか楽しみです。
日々の仕事や生活に一生懸命になっていると、置き忘れてしまう”子ども心”を確認する(実感する)機会がどうしても乏しくなってしまう。そんなことを、自分自身が社会人になってから感じていました。
だから、この場所が、店長にとっても、そして来ていただけるお客様にとっても、みんながみんな、子どものようにワクワクすることのできる場所になってほしい。それを実現するために、どうしたら「人が場を持つこと」のハードルを下げられるかを考え抜いて、音無てらすの日替わり店長という答えに辿り着きました。
みなさんの”おもしろそう”な種をゆっくり育ってきていきたいと思います。
これからも、よろしくお願いします。
音無てらすオーナー 山本 卓